愛する巨人について真剣に考えてみた

初めて東京ドームに連れて行ってもらったのが1989年。
当時幼稚園児だったオレは、ミラクル・ジャイアン童夢くんが大好きで、自然な流れで巨人ファンになった。
あれから16年。ついに巨人ファンを辞めるときが来たのかもしれない。
宮本や辰徳、吉村、福王、斎藤雅樹、槙原、村田真一。彼らが引退したときも悲しかった。
でも、彼らが巨人で引退したから、いままでも巨人ファンでいられたんだと思う。
いま、オレが現役選手の中で特に好きな元木・清原を戦力外で巨人から追い出すという。
FAで自分の居場所を求めた駒田や、志願して自由契約になった落合のようなら話は別だが、今回は一方的な戦力外。これではオレが巨人を応援する意味がなくなってしまう。
もう巨人はダメだ。目先の若返りだけにとらわれて、現在のファンが誰を見たいのかを忘れている。特に元木は、巨人で引退しなきゃならない。
それがどうだ、江藤には戦力外を出さず、まだ33歳の元木に戦力外。清原一派を追い出そうとしているのが見え見えだ。情けなさ過ぎて涙も出ない。
もう一度、ファンが何を望んでいるのかを考えてほしい。
それが出来なければ、もう二度と巨人の時代は来ないだろう。