原形をとどめていないかもしれない
「動悸に眩暈に神経衰弱」でググる と 3番目に出てくるとても残念な後輩 が作った替え歌の続きを考えてみるイベント。
とはいっても、既存部分もかなりいじったので、完全に別物かもしれない。
「皆さーん げーんぇき(現役)ですかー!!」
「それでは早速、いってみよ〜!!」
「ハイ! 1!2!3!浪!!」
成績不振 学力不足 動悸に眩暈に神経衰弱
ミ・ギ・カ・タあがらない!
寝坊大寝坊 自主的休校 行く気もないのに都心に出ちゃう
と・に・か・くヤル気がない たぶん……
チラッと隣のぞくたび 胸が 胸が 疼くのよ
ヘ・ン・サ・チ・ホ・シ・イ カイカン 脳のリハビリで
I Want You
甘いアソビの誘惑 今すぐ拒否ってよ
結局ゲーセン カラオケ居酒屋入りびたり
今年も来年も 全部代ゼミだけのもの
眠れないの センター直前 ゆかりLIVE
OTL
きっと変われる 素敵な私 大学生
早稲田・慶応・東大、国立・私立もあなた次第
世話してください 十浪 百浪 一億光浪!!
「好きだよ。……大好き!」
代ゼみこナース!
使いまわし
「じゃーん!いいだろ〜。レアカードだぜっ!!」
見せびらかす男の子。
「ボクにも見せてっ」 「私が先よっ」 「ていうかよこせ!」
群がってくる子供たち。
「おまいら、ちょ、もちつけ。欲しけりゃやるよ!持ってけよっ」
気の良い男の子は黄色いレアカード16枚をみんなにあげてしまった。
「まぁ良いさ、ボクには超々レアカードがあるもんね〜。じゃじゃーん」
そして彼が取り出したのは、通常の3倍と言われる、幻の赤いヤツ。
「おうおうおう、良いモン持ってんじゃねーか」
しかしどの時代、どこの世界にもジャイアンはいるもので。
「オレによこせっ」
「ああっ!なにするんだよ、返してよ!!」
「うるさいっ!!」
ドガバキズコ
「最初から素直に渡しときゃ良いんだよ。じゃ〜な〜」
超レアカードをゲットしてピッチを後にするジャイアン。
「・・・イテテ。ま、まぁまだあるもんね」
「ねぇねぇ、ボクの黄色いヤツ2枚と赤いヤツ、交換してくれない?」
キズだらけの男の子に手を差し伸べながら話しかける少年。
「君はトレーダーかい?良いよ、交換しよう。」
「わーい、ありがとう♪」
交渉成立で赤いのをゲットした少年もまた、ピッチから駆け出して行ったのだった・・・・・・。
(つづく)